【シルクロードステークス】の歴史や特徴、予想ポイントなどを徹底解説


この記事では、シルクロードステークス(GⅢ)の競馬予想に役立つデータはもちろん、過去の名勝負や高配当などシルクロードSに関する情報を徹底網羅しています。馬券的中のヒントとなれば幸いです。

シルクロードステークスとは

シルクロードSは1996年に4歳以上・別定の重賞競走として創設されました。
創設当初は4月の下旬に開催されていましたが、2000年に高松宮記念の開催時期が3月に移されたことに伴い1月下旬に繰り上げとなりました。
また、創設時の負担重量は別定でしたが2002年よりハンデ戦に変更されています。
過去の勝ち馬は、フラワーパーク、シーキングザパール、マイネルラヴ、トロットスター、ファイングレイン、ジョーカプチーノ、ロードカナロア、ストレイトガール、ファインニードルなど。名高いGⅠホースが名を連ねています。

コースの説明

シルクロードSは京都競馬場の芝1200m(内回り)で実施されます。スタート直後に上り坂があるので、前半は速いペースにはならずに、ラップが落ち着くのが特徴です。最後の直線は平坦コースとなっています。
一般的な芝1200mは前半が速いペースで流れる傾向にありますが、京都競馬場の芝1200m(内回り)では前半3Fが遅く、後半3Fが速くなることを頭に入れておきましょう。
スピードとスタミナを併せ持つ先行馬や、スパッと切れる末脚を持つ差し・追い込み馬にチャンスが巡ってきます。

レースの傾向・狙い目

シルクロードSの過去10年分のデータから傾向を分析した上で、馬券の狙い目を探っていきます。
競馬予想に役立つ情報を初心者でもわかるように説明しているので、競馬の知識が無くても安心です。
また、競馬玄人の方も知らないデータがあればぜひキャッチアップしてみてください。

※2009~2019年のデータを参考にしています。

種牡馬について

近年ではミスタープロスペクター系が5勝を挙げています。キングマンボ系も3勝を挙げています。
また、アドマイヤムーン産駒は複勝率44%と高い実績を残しています。母父ではサンデーサイレンス系が2勝を挙げています。
ちなみに牡馬の父サンデーサイレンス系は20頭出走し、1頭も馬券に絡めていません。
条件が変われば有力な血統ですが、シルクロードSでは牡馬のサンデーサイレンス系は疑ったほうがよさそうです。

人気について

1・2・3番人気で9勝と、人気馬が圧倒的に有利です。
高松宮記念に直結するレースなので、有力馬が前哨戦として参戦することが大きく影響しています。
単勝や連単馬券の頭を買うなら、素直に人気馬を狙うのが無難な選択です。

枠順について

1枠が4勝で複勝率は36%と優れた実績を残しています。2枠は2勝で、4枠も複勝率35%と好成績です。
ロスなくコースを立ち回れる内枠が有利な傾向が出ています。
一方で7・8枠は0勝と不振です。内枠を有力視しながら、外枠は軽視するという方針で問題ないでしょう。

脚質について

先行馬が6勝と、スプリントらしくスピード能力を活かした馬が勝ちきっています。差し・追い込み馬も4勝と、末脚勝負に賭ければ十分にチャンスがあるでしょう。
ただし、逃げ馬は0勝です。展開面から厳しいレースを強いられるようです。
有力な出走馬の脚質をチェックしながらも、逃げ馬以外は脚質に重きを置く必要はありません。

斤量について

負担重量55kg以上の馬が勝利しており、一定の実績を残している馬が優勢です。全体の歴史を振り返っても、55kg以上の馬の実績が上位に来ています。
ハンデ戦とはいえ、高松宮記念を見据えた有力馬が揃うので、軽ハンデの実績が乏しい馬は勝ち切れない状況です。
GⅠ戦線でも通用しそうな実績馬を買うのが馬券的中への近道でしょう。

馬齢について

5~6歳の馬が6勝を挙げており、成熟した古馬が好成績を収めています。1996年の創設以来、2002年の9歳馬ゲイリーフラッシュを除いてすべて7歳以下の馬が勝利しています。
8歳上の馬は頭で狙わないほうが賢明です。5~6歳の馬をピンポイントで狙うという戦略も有効です。

所属について

関西馬が9勝で複勝率22.2%と優勢です。関東馬は1勝で複勝率は24.2%と落ち着いています。
京都競馬場で実施されるため、やはり関西馬が圧倒的に実績を残しています。関東馬で有力馬が見当たらなければ、関西馬を中心に狙ってみましょう。

前走について

前走レースは京阪杯・阪神C・スプリンターズS組で2勝ずつ、計6勝を挙げています。京阪杯とシルクロードSは同コースなので、実績馬にとっては格好の好舞台です。
スプリンターズS・阪神Cはスプリントの有力馬が集結するハイレベルなレースなので、少し格の落ちるシルクロードSでは1枚上手な走りができると推測できます。

前走コースは中山が3勝、京都が4勝、阪神が2勝、中京が1勝となっています。やはり同コースである京都競馬場が優勢ですが、他場のコースを使った馬にも注目が必要です。

前走距離は1200m組が8勝、1400m組が2勝とスプリント適性が高い馬が勝利しています。
一方で、前走1600m組は1頭も馬券に絡めていません。マイラー適性が高いと思われる馬は、地力が高い馬ではない限り馬券からは堂々と切ってしまいましょう。

シルクロードSのデータをまとめると…

  • ミスタープロスペクター系の血統が有利
  • 1~3番人気の馬が圧倒的に優勢
  • 内枠が好成績、外枠は不振
  • 先行も差し馬も勝負になる、逃げ馬は展開的に厳しい
  • 55kg以上の斤量が好走
  • 5~6歳の馬が有利、狙うなら7歳以下が賢明
  • 関西馬が優勢
  • 前走は1200~1400mのスプリント路線の馬が狙い目、京阪杯・阪神C・スプリンターズS組に要注意、マイラーは思い切って軽視

以上のデータを参考に、シルクロードSの馬券を予想してみてください。

過去の名勝負

シルクロードSは、GⅠ戦線で華々しい活躍を遂げた名馬を多数輩出しています。
そんな歴代の名馬を振り返り、今後の競馬予想の参考にしていきたいと思います。

ダンスディレクター(2016年・2017年)

ダンスディレクターは2016年・2017年とシルクロードSを連覇しました。
父のアルデバランⅡはダート寄りのマイナー血統ですが、本馬は一貫して芝を使われています。
条件戦時代11戦連続で1番人気になるなど、豪快な末脚に秘められたポテンシャルに競馬ファンは早くから目を付けていました。
シルクロードSでは、先行・差しの両方の脚質で勝利し、地力の高さを証明した形となります。
GⅠは勝てなかったものの、種牡馬として産駒のGⅠ制覇を期待したいところです。

フラワーパーク(1996年)

フラワーパークは1996年にシルクロードSで初の重賞勝利。
勢いのままに同年の高松宮杯(GⅠ)とスプリンターズS(GⅠ)を制覇し、牝馬ながら春秋スプリント王に輝きました。
スプリンターズSではエイシンワシントンとのハナ差1cmの激闘を制し、2013年のJRAのCMにも抜擢されています。
鞍上はシルクロードS以降、田原成貴騎手でした。彼の勝負強さがあってこそフラワーパークの勝負根性が引き出されたのでしょう。

シーキングザパール(1998年)

デビューから破竹の勢いで勝利し、NHKマイルC(GⅠ)を制したシーキングザパール。
実は高松宮記念(GⅠ)のステップレースとしてシルクロードSを使っていました。
同年のフランスのモーリス・ド・ゲスト(GⅠ)を制し、日本調教馬として初めて海外のGⅠ勝利という大記録を打ち立てます。
更に翌週にはタイキシャトルがジャック・ル・マロワ賞(GⅠ)に勝利。
現在では日本馬の海外遠征は盛んですが、シーキングザパール抜きでは歴史を語ることができないほどの名馬です。

ストレイトガール(2014年)

ストレイトガールはヴィクトリアマイル(GⅠ)を含む、GⅠ3勝を遂げた名牝です。
そんなストレイトガールの初の重賞勝利となったのがシルクロードS。
圧倒的1番人気のレディオブオペラ(単勝1.6倍)が逃げる展開となり、先行からマクリの競馬で王道のレース運びでした。
2018年には待望の初仔が誕生し、父フランケルというスプリント向けの配合に仕上がっています。
素質馬としてどこまで活躍できるか、今後も注目していきましょう。

ロードカナロア(2012年)

日本歴代最強のスプリンターであり、GⅠ6勝の顕彰馬ロードカナロア。
実はシルクロードSにも出走し、後方追走から直線で突き抜けて、2.1/2馬身差で快勝しています。
引退レースの香港スプリント(GⅠ)では香港の強豪相手に5馬身差で圧勝し、世界に衝撃を与えました。
産駒にはアーモンドアイという超大物を輩出し、現役時の異次元のポテンシャルを受け継いでいます。
他にもサートゥルナーリア、ステルヴィオなどGⅠ馬が揃っています。

過去の高配当

シルクロードSでは人気馬が勝利するケースが多いものの、2~3着に人気薄の馬が入り、高配当となるパターンが度々見受けられます。
また数少ないながらも、単勝2桁人気の馬が勝ったレースも取り上げています。
当時の背景を振り返ることで、今後の馬券予想に活かしていただければ幸いです。

2018年

2018年のシルクロードSは3連単が237,290円と、かなりの高配当となりました。
勝ち馬は4番人気のファインニードルで、同年の高松宮記念とスプリンターズSを制しています。
2着は5番人気のセイウンコウセイでした。1・2着馬が1・2番手でレースを引っ張る展開となり、そのまま前残りでの決着に。
3着には後方から上がり最速の足を溜めていた15番人気のフミノムーンが入り、波乱を演出しました。
「人気馬同士の前残り+人気薄で展開頼みの後方待機馬での決着」は高配当に繋がるので、有力な先行馬がいれば、人気薄でも後方待機勢は紐で抑えておきましょう。

2019年

1番人気(単勝2.0倍)のダノンスマッシュが勝利したものの、2着には11番人気のエスティタート、3着には12番人気のティーハーフが入り、3連単は248,250円の高配当に。
1着が圧倒的1番人気でも、相手が人気薄なら十分に高配当が狙えることを示しています。
3着のティーハーフは9歳馬で斤量57kgと、買いづらい条件だったのは否めませんが、1頭1頭を吟味して予想することで馬券的中のチャンスが広がります。

2002年

単勝14番人気(97.5倍)のゲイリーフラッシュが勝利した2002年のシルクロードS。
当時は3連単が無かったものの、馬連で21,650円という高配当が飛び出しています。
OPに昇格後、13戦連続で馬券に絡めていなかったために人気を落としていました。
強いて買える要素としては、52kgの軽斤量を活かせたという点でしょう。
2002年は初のハンデ導入戦となり、いきなり大荒れとなる興味深いレースとなりました。

2008年

シルクロードSから高松宮記念と連勝した、3番人気のファイングレイン。
3番人気→11番人気→5番人気の決着で3連単が645,710円と、人気の割にはかなりの高配当となりました。
1番人気(単勝2.5倍)で武豊騎乗のアストンマーチャンが10着に敗れたことが高配当を生み出した理由の1つと考えられます。
期待の有力馬が敗れると途端に配当が跳ね上がるレースがあるので、今後圧倒的1番人気の馬が出走した際はオッズにも注目しておきましょう。

2012年

1着に単勝1.4倍のロードカナロア、2着に2番人気のエーシンダックマンが入り、一見人気決着に見えた2012年のシルクロードS。
しかし3着に最低の16番人気であるケンブリッジエルが後方から末脚を繰り出し波乱の結果に。
馬連が6.8倍、馬単が8.5倍に対して、複勝は21.1倍と3着の人気薄ぶりが配当でもハッキリと表れています。
人気馬をどうしても買いたくないなら、人気薄の馬の複勝を買うだけでも十分にリターンが見込めるという好例です。

シルクロードS(GⅢ)まとめ

シルクロードSに関する情報を解説しました。
データを分析してみると、有利・不利の特徴はハッキリしているので馬券を組み立てやすいと言えます。
また歴代の名馬が参戦しているように、有力馬のパフォーマンスを楽しめるレースです。
GⅠシーズンの幕開けを迎えるにあたって、高松宮記念の前哨戦であるシルクロードSの馬券を上手く的中させていきましょう!

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